ゲーム障害とは?WHOが正式認定に認定したゲームによる依存症の症状・問題点・対策まとめ
ゲームによる依存症『ゲーム障害』が世界保健機関(WHO)により、精神疾患として正式に認定されました。
草案は2017年に提出されており、約1年半の審議を経て、WHOの全加盟国による同意が得られています。
ゲーム障害とは?
普段の生活が破綻するほどの持続的かつ反復的なゲームへののめり込みを指すもの。
精神症状の問題の一つであるとされている。
アルコールやギャンブルとともに、治療が必要な精神疾病とWHOから正式に認められている。
スマホゲームが進化したことも影響して、患者が増えており、現在は若者だけでなく、高齢者の単身者にも多くなっている。
症状
自分からゲームがやめれなくなる。
日常生活よりゲーム優先。食事もしないようになり、親から食べさせてもらっている子供もいる。
身体的に問題がでてもゲームをやめない。中国では、20時間座りっぱなしでゲームをやった結果、足が動かなくなり救急車を呼んだ事例がある。
問題点
日常生活や自身の健康状態にかなりの支障をきたす。
また、課金額も問題となっており、消費者金融から借金する人も多いとの事。
ゲーム障害の対策
ゲーム業界も問題ととらえており、各々対策が行われている。
日本オンラインゲーム協会の対策
日本オンラインゲーム協会は『オンラインゲーム安心安全宣言』において各対策を講じている。
任天堂
『NINTENDO みまもり SWITCH』の提供
子どものプレイ状況を親のスマホに知らせる機能を提供している
病院や医療施設
日本でも問題になっており、ゲーム障害の治療を受けられる病院が増加している。
また、ゲーム障害の方を対象に、社会復帰を目指す施設も存在する。
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